2024.11.14

今日は予想よりも雲の多い天気です。洗濯のチャンスかと思い、いろいろ洗いましたが、果たして乾くかどうか…。

先週のブログでは久しぶりの方と出会えた喜びをお伝えしましたが、先日の礼拝にも久しぶりの方が来られて、みんなが喜びに包まれました。夏の間ずっとお休みされていて、それは暑いからだろうと思っていたのですが、秋になってからも来られず、気になっていた方です。ハンドベルコンサート案内も兼ねて、教会からお葉書を出したところ、10日の礼拝に参加されました。葉書を出して良かったと個人的には思っていたのですが、実はある教会員もお電話していたことが分かりました。たまたま同じタイミングで葉書と電話で連絡したことが、来ようというきっかけになったのだと思いました。意図していなくても、たまたま重なり、それが良い結果を生むことがこのところ多いような気がしています。

今、ホスピスに入院されている方を定期的にお訪ねしていますが、わたしがたまたま訪ねようと思っていた日が、ほかの人の面会予定日と重なりました。せっかく一緒に訪問できるなら聖餐式を行いたいと思い、訪問聖餐を行う運びとなりました。その場にいた方は、現在の所属教会はバラバラですが、かつては同じ教会に属していた人たちでした。神の家族とされた者たちが、一つの場所に集められ、主の食卓を囲むことができたことは大きな喜びでした。入院中の方もしっかりと聖餐にあずかることができ、一緒に讃美歌を歌い、祈りをささげることもできました。たまたま予定が重なったから行うことができたのだと思い、神さまの導きを感謝しました。

 

聖書は、出来事の背後に神さまの導きがあると伝えています。「人間の心は自分の道を計画する。主が一歩一歩を備えてくださる。」箴言169節の言葉です。わたしは計画を立ててから動くタイプの人間なので、この言葉を大事にしています。計画通りにはいかなくても、それは主が備えられた道であると知ることで委ねることができます。反対に、自分の計画を遥かに超えた恵みが与えられることもあります。今何をすべきかを考えつつ、行動を起こす。同時に、主が一歩一歩を備えてくださることを信じる。その両方が求められていると思います。ブログで箴言の御言葉を分かち合うことができ、感謝です。

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