2024.11.07

教団総会も無事に終わり、11月を迎えました。先日の永眠者記念日礼拝には久しぶりの方々が来てくださり、いろいろとお話しすることができました。感謝でした。

久しぶりの方に会えることは大きな喜びです。個人的には、10月下旬に東京神学大学の同期と後輩に会う機会がありました。同期とは10年ぶりくらい?後輩とは卒業以来?というかんじの、久しぶりの再会でした。3人で集まったので、それぞれの話を聞くことができる十分な時間があり、とても良い時でした。それぞれに苦労があり、嬉しいことがあり、課題もあるかんじでしたが、いい表情だったと思います。次はいつ会えるか分かりませんが、今回会えたことが本当に感謝でした。永眠者記念日礼拝に来られた方も、予想外の出来事が起こっていました。しかし、一つ一つクリアしながら今を生きていると語られ、励まされる思いでした。忙しい日々で、あっという間に月日が経っていきますが、ふと立ち止まるとさまざまな出来事があったことに気づかされます。お話を聞きながら、それぞれ自分の歩みを振り返り、自分の経験も語ってシェアする。深い交わりの時が与えられました。

嬉しいことがあった反面、残念なこともありました。毎年11月に訪問していた山梨の施設にいる教会員が入院中で、今は面会ができないと言われたことです。面会が禁止されているのではなく、15分の面会時間で何もできないとご家族から延期の申し出があり、今回見送ることにしました。もし回復して、施設に戻られるようなら面会に行くことにしましたが、お顔だけでも見たいと思っていたので残念です。ご家族は昨年のように、ゆっくりと話す時間をもちたいと望まれているのだと思います。昨年は山梨在住の教会員とそのご家族、また教会からは執事とわたしが訪問して、1時間くらいお話の時間をもちました。教会員よりも家族の方がよくしゃべっている印象を受けましたが、一人で生活することになったご家族もいろいろと抱えていることを知りました。またどこかで、ゆっくりとお話しできる時が与えられたらと祈っています。

 

顔と顔とを合わせて、一緒に時を過ごすと“温かさ”を感じることができます。コロナの時はオンラインまたは電話でのつながりで、それでも“つながっている感”はありましたが、やはり直接顔を見て話しができる恵みの大きさを感じました。状況が許す限り、訪問を続けていきたいと改めて思いました。また、教会に来てほしいというメッセージをきちんと発信したいと思いました。顔と顔とを合わせながら神さまを礼拝できる恵みを、もっと伝えていかなくては!と思いを新たにしました。

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