10月半ばとなりました。教会では少しずつクリスマスに向けての準備が始まっています。
毎年11月の第4日曜日に行っているハンドベルコンサートのことで、先日指揮者と打ち合わせの機会がありました。ここ数年、デイジーとルレーブの2つのグループが演奏に来られ、それぞれが発表されていましたが、今年は合同演奏をするとのことで会場を見に来られました。2つのグループと言っても重なっている方々が多いので、単純に倍にはなりませんが、でも合同演奏となるといつも以上のスペースが必要となります。目黒原町教会は広いスペースがないので、どうやって机と椅子を配置するかを相談しました。何とか場所の確保ができたので、一安心です。
椅子の配置をしながらハンドベル教室の近況を伺いました。今回合同演奏をするのは、今年度久しぶりにホールを借りて演奏会を行うからだということが分かりました。コロナ前は定期的に演奏会をしていたそうですが、コロナで中止し、その後もなかなか再開に踏み切れなかったが、メンバーからの強い要望とメンバーの高齢化を考えると今回やるしかないと決められたそうです。病気のメンバーもおられ、また会場確保は本当に大変だったようですが、無事に確保できたと話されていました。なんとなく切実な印象を受けました。
今のハンドベル教室にコンサートをしていただくようになったのは、2010年からです。わたしが着任する以前からのつながりで、わたしは2012年に赴任しましたが、それだけメンバーも年をとられました。ハンドベルは立って演奏し、しかもベルを複数持って振る動作があります。大きいベルは5kgあります。楽器はどれも筋肉を使うかもしれませんが、ハンドベルも筋トレが必要な楽器で、体力勝負な部分もあります。健康維持のため続けているとある方は冗談交じりで話しておられましたが、本音の部分もあると思います。以前はただ演奏を楽しむだけでしたが、長くお付き合いをしているうちに実情も見えてきて、その分応援したい気持ちにもなります。ただ、応援は心配したりサポートに回るのではなく、観客の一人として、演奏をしっかりと楽しむことだと思っています。いろいろ入っている情報をわきに置いて、純粋にコンサートを楽しむことがメンバーの応援になると考えます。
もしお時間がある方がいらしたら、ぜひハンドベルコンサートにいらしてください。11月24日(日)午後2時からです。