先週の土曜日は、我孫子のラザロ霊園で墓前礼拝がささげられました。快晴の下、ウグイスの鳴き声を聞きながらお墓の掃除をして、その後礼拝をささげました。とても楽しい一日でした。
19日の日曜日は、ペンテコステの礼拝をささげました。第一礼拝には多くの人が集い、にぎやかでしたが、第二礼拝は少し人数が減りました。しかし、毎週一緒に礼拝をささげている仲間なので、親しく交わることができ、喜びの中礼拝を終えることができました。午後からは、南支区と明治学院大学共催の「ペンテコステの集い」が行われました。今年で53回目となる集いで、コロナの影響も減り、多くの参加者が与えられました。今回は、コロナで途絶えていた「南支区合同聖歌隊」が復活し、賛美をささげました。始めは人が集まらないと指揮者は焦っていましたが、それぞれが頑張って声掛けをした結果、30名近くのメンバーが集まりました。普段は別の教会に属している信徒たちが、心を合わせて主を賛美する姿は、見ていて麗しいものでした。賛美も美しく、とても良い礼拝でした。説教者は、南支区と明治学院大学で交互に担っていて、今年は明治学院大学の北川先生が担当されました。南支区の教職、信徒が集まっていましたが、改めて話してみると、明治学院関係者が多いことに気づきました。卒業生が多いようで、教職が信徒に「先輩」と呼びかけていたりして、不思議な感じがしました。でも、学生時代からつながりがある人たちがいることは、南支区の力になっていると感じました。
信頼関係があることが、何かを一緒にする時には必要です。南支区内の伝道協力も、ペンテコステの集いのように一緒に礼拝をささげることも、すでに築かれた信頼関係が支えになっていると思います。東京の教会は比較的規模の大きい教会が多く、協力関係を築くことが難しいと言われますが、コロナ後新しい関係を築くことが求められています。同じ地域にある教会が協力し合っていかないと、多くの教会が立ち行かなくなる時代が訪れるからです。しかし協力関係はすぐに築けるものではなく、信頼関係の上に築き上げられるものです。今ある信頼関係を大切にしつつ、その輪をもっと広げていくことが、南支区全体を強めるものになると思いました。わたしも、支区内の交わりを大切にしていきたいと思います。