2024.02.08

久しぶりの積雪でした。慣れない雪かきで、軽い筋肉痛になっています(^_^;)

4日の礼拝後、新年度の伝道礼拝について懇談の時をもちました。あまり活発な意見は出ませんでしたが、参考資料として2012年から2023年の教会の伝道礼拝や集会の一覧表を作成し、気づいたことがありました。それは、かなりいろいろな試みをしていたということです。子どもたちへの伝道では、夏休みの平日に子ども集会を開催していた時期がありました。しかし、日曜日につながらないなどの反省と子どもたちが大きくなると集まりにくくなる現状から、親子合同礼拝にシフトしていきました。親子合同礼拝では、ミッションスクールの先生を招き、その学校に通う生徒と保護者、また卒業生も参加して、楽しい礼拝をささげることができました。学校と教会が親しくなる点でも、良い企画でした。しかし、その後の会堂建築とコロナのために行われなくなりました。現在は、第一礼拝とその後の時間を充実させることで子どもへの伝道を図っています。そのうち、第一礼拝に外部の先生を招く企画が生まれるかもしれません。

特別礼拝では、以前は隠退教師の方々を招くことが多かったことに気づきました。それは、ベテランの先生から御言葉の説き明かしを受けたいことと経験値のようなものを教会に与えてほしいと願ったからです。また、説教を聞くのは最後のチャンスかもしれないという思いもありました。2021年以降は、若い先生方を招くようにしています。それは、若い世代への伝道という視点と高齢の教会員に元気と安心を与えたいという思いからです。教会では、「次の世代がいない」とつい悲観的になりがちですが、若い世代で頑張っている牧師方に出会うことで希望をもつことができるのではないか。人数は少ないとはいえ、若い人はいますから、その若い人たちに目を向けるようにしたいと思っています。

 

単発でしたが、「キリスト教美術セミナー」を開いたり、南支区内の教会との交わりを深める企画もありました。11年間ずっと続けているものは、ハンドベルコンサートです。サクラベリーのクリスマスコンサートもすでに9回行っていて、これからも続くと予想されます。過去の活動を知って、何だかワクワクしてきました。今回の懇談会でも確認したことは、教会員が楽しみにできる企画、自分が聞きたいと思う内容を考えていくということです。顔の見えない誰かのために企画しても、それは具体性がありません。むしろ、自分たちが面白いと思った企画の方が、人を誘うことができ、より伝道となります。特別礼拝に、教会員全員が参加すれば、いつもより出席者は多くなります。教会員が誰か一人を誘えば、人数は倍になります。「一人が一人を…」が伝道の基本であることを改めて思いました。

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