2023.06.29

明日で6月が終わります。月日の経つのが早く驚きます。「夏休み」という言葉をよく目にするようになりました。

教会の7月の予定ですが、特別な集会は特にありません。定例執事会、7月誕生会が行われますが、基本は礼拝だけです。基本の礼拝を、きちんと守ることに集中する月となりそうです。ちょうど7月から、「マルコによる福音書」が始まります。福音書はイエス・キリストを直接物語る書物なので、礼拝では、福音書とそれ以外の書を交互に取り上げるようにしています。目黒原町教会では、2014年に「ルカによる福音書」、2018年に「マタイによる福音書」から御言葉を聞いたので、今回はマルコにしました。

 

「神の子イエス・キリストの福音の初め」と言って、マルコによる福音書は始まります。この冒頭の言葉が、福音書の目的を示しています。「神の子イエス・キリスト」が「福音そのものである」と伝えようとしています。イエスさまのいやしの業や教えが淡々と語られ、イエスさまの歩みは十字架へと突き進んでいきます。シンプルですが、迫力のある書物です。イエス・キリストとはどのようなお方か。教会は何を伝えているのかを、そのまま受け取ることのできる機会になると思います。教会の礼拝に興味のある方は、ぜひこのタイミングで目黒原町教会の礼拝を訪ねてみてください。聖書に興味のある方も、ぜひどうぞ。

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